2012年10月13日

滋賀ダイハツ販売 下期政策勉強会

10月10日、福ふくゼミナール後継者実践塾のカリキュラムで通常は参加することのできない滋賀ダイハツ販売株式会社の「第59期下期政策勉強会」に参加させていただきました。

会場のクサツエストピアホテルには350名近くの全社員が集合。熱気あふれる雰囲気の中、
ビシッと統率のとられた起立、礼で進行が進みます。司会の方、経営理念の唱和など、担当者は高校野球の選手宣誓のように全力で声を上げます。ピシっと張り詰めた緊張感。聞くところによると、この春(上期)より、この形式にされたとのこと。
形に拘ることの大切さを、倫理法人会でも学んでおりますが、気持ちが引き締まりいいものです。心が伴わなければ意味はありませんが、「形」から入り「心」は、確かにある。そう思うのです。



勉強会ではダイハツ本社からのゲストによる軽自動車販売のマクロなお話、かなり具体的な競合他社の状況なども話されました。その後、永年勤続表彰、努力賞やサンクスカード、縁の下の力持ち賞など、社員さんの表彰が行われました。一人一人、オリジナルの文言による表彰は、個人の様々なエピソードが盛り込まれ時々笑いの起るほのぼのとした表彰式でした。

そして、メインの下期政策について後藤社長が話します。滋賀ダイハツさんでは今年の2月に社外の企業に委託して会社に対するアンケートを全社員に実施。社外に委託することで、個人が守られた状態で本音の調査ができ、様々な会社への意見も集まったとの事。6項目の調査項目から自社の弱いところを分析、それに対する解決策、取り組みに対し話されました。

「自由に会社に言いたいこと」も紹介され、一つ一つの質問、意見に後藤社長が丁寧に答えられます。
仕事量や役割分担に対する不平不満、労働条件・環境に関する要望、会社の方針、福利構成に対する意見などなど、辛辣な意見もあります。

よくある報酬の問題。
経営者はギリギリまで思慮し、可能な限り社員にしている。が、社員は「ええーこんだけ?」みたいな話です。

私も社員の時にはわかりませんでしたが、人を雇用すると本当に様々なコストがかかってきます。でも、社員の時はそれが実感としてよくわからない。毎月決まった給料日に、自動的に口座に振り込まれているもの。。そんな感じです。で思うことは、「んん〜これでは足りない・」(←私、これでした)

経営者の思いはなかなか社員に伝わらない。大きい会社では、それをわかりやすく部下に伝える中間管理職の役割も大変重要なんだなと思いました。

後継者実践塾などで後藤社長とお会いする機会もちょこちょこいただき、いつも感じます。この方は「社員を心から愛されている」と、又、「社長としての仕事に徹底されている」と。。

たくさん紹介された不平・不満にも、実に説得力ある心のこもった説明でお答えになっておられました。

毎回、ダイハツさんに伺うと学ばせていただくこと多いのですが、この日も、多くの学びをいただきました。
ありがとうございましたm(__)m



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Posted by マツザキ@湖岸のほとり at 08:23│Comments(0)会社・経営学び・自己啓発

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