2007年09月21日
「鋭にして鈍」なれ。
時々、本棚の前で本の背表紙をぼぉーと眺める。
その時その時、気になる本に、すっと手が伸びる。
今年の6月に読んだ本である。
『きみはなぜ働くか。』・・・
ワタミグループの渡邊美樹氏の著書である。
その中に印象深い一節がある。
「鋭にして鈍」なれ。
同窓会でかつての級友を見ていて、気付いたとか。。。
んん〜、自分はどうだろう?
「鋭にして鈍」となりたいものである。
その時その時、気になる本に、すっと手が伸びる。
今年の6月に読んだ本である。
『きみはなぜ働くか。』・・・
ワタミグループの渡邊美樹氏の著書である。
その中に印象深い一節がある。
「鋭にして鈍」なれ。
同窓会でかつての級友を見ていて、気付いたとか。。。
私はふとあることに気づいた。
それは、「鋭にして鈍」「鈍にして鋭」「鋭にして鋭」「鈍にして鈍」である。
人間には、 この4つの人種がいるのだと思った。
どういうことかというと、「鋭」とは鋭いということ。
才能がある人間のことである。
「鈍」とは鈍いということ。頭が悪くて、表現もうまくない。
しかし、こういう「鈍」な人間が社会的に影響力を持っている。
私くらいの歳になって、カイシャの中でも確固とした地位を持って
リストラにも無縁なやつは、「鋭にして鈍」もしくは「鈍にして鈍」な人間である。
頭はよくてもよくなくても、一つのことをきちんとできる人だから、人生がうまくいく。
ワタミはこの「鈍」でありたいと思っている。
お客様のことだけを第一に思うという「鈍さ」を持っていたい。
いけないのは、「鋭にして鋭」。鋭いやつがあっちこっち見て、
一つのことに我慢できない。それこそ「鈍さ」がない。
これはたいてい失敗している。
たとえば、失業したり、小さな会社を経営しているがもう潰れそうだとかいうことになる。
「鋭」であるがゆえに、楽してうまくいく方法を身につけてしまう。
しかしその方法は長続きせず、本来「鋭」であったものが、
時がたつにつれ「鋭」でなくなっていく。
最もいけないのが「鈍にして鋭」。
才能がないのにあっちこっちに目が届くやつだ。気が散って何一つできない。
これは話にならない。「鈍にして鋭」だから、実際に何もできなくて自分を飾るしかなく、
人相は悪くなり、周りからも相手にしてもらえない。
私は「鈍」であれと言いたい。鈍なやつは必ず成功している。
人生はとにかく「鈍」でいこう。 (『きみはなぜ働くか。』渡邊美樹著より引用)
んん〜、自分はどうだろう?
「鋭にして鈍」となりたいものである。
Posted by マツザキ@湖岸のほとり at 11:55│Comments(3)
│学び・自己啓発
この記事へのコメント
才能がないのに あっちこっち・・・私そうかも・・・
Posted by ねえさん at 2007年09月21日 14:22
私もそうかも(^^;;なんでもかんでもってよく怒られます・・・。
Posted by ぽんこ at 2007年09月22日 21:22
>ねえさん
ねえさんは文字通り「鋭にして鈍」じゃないですか^^;
PS.レイクスターズさん、喜んではりましたよ〜。。
>ぽんこさん
これって、印象深い文章ですが読み取りかた、難しいですよね。。
仕事って何でもそうだと思うんですが、色々な方と関わりながらのものですので、
やっぱりコミュニケーションをどうやってくのかって、奥深く難しいテーマです^^;
ぽんこさん見習いたいですわ〜笑
ねえさんは文字通り「鋭にして鈍」じゃないですか^^;
PS.レイクスターズさん、喜んではりましたよ〜。。
>ぽんこさん
これって、印象深い文章ですが読み取りかた、難しいですよね。。
仕事って何でもそうだと思うんですが、色々な方と関わりながらのものですので、
やっぱりコミュニケーションをどうやってくのかって、奥深く難しいテーマです^^;
ぽんこさん見習いたいですわ〜笑
Posted by マツザキ@湖岸のほとり at 2007年09月22日 22:45