2010年12月21日

東近江緑の分権改革【情報発信分科会】

昨日、東近江市「緑の分権改革」研究会の第三回市民参加の情報発信分科会が
行われました。

「緑の分権改革」とは地域主権実現のための施策で、東近江市では国から
推進事業、調査事業の委託を受け研究会を開催。
地域での実現に向けて活動を重ねてきています。
参考: 総務省「緑の分権改革」ページ 

「情報発信」のほか、「資金調達」「地産地消」などの分科会で
議論がなされてきました。

情報発信分科会の主旨を資料から抜粋。
【課題認識】
・地域で行われている環境保全活動や地産地消の推進、人材育成、コミュニティビジネスなどの取り組みについて、市民参加による情報発信力は高いとはいえない。
・上記のような取り組みを進める上で、市民参加による情報発信、さらには市民によるメディアの可能性とその効果等、パブリックアクセスを通じた地域の共同体づくりまでを、既存のメディア活用や新しい手法の可能性を探る。
【検討内容】
1.市民メディア、コミュニティメディアの現状と可能性
 パブリックアクセスの成果と課題、市民メディアの可能性
2.市民による情報発信の方法と可能性
 ブログ等のツールを生かした情報発信、CATV・コミュニティFM等の市民参加・自主番組
3.市民参加による情報発信の手法と仕組み
 市民参加の具体的取り組み、市民メディアへのプロセス

分科会メンバーでもある地域のCATV局関係者、コミュニティFM関係者も含め、
三回の分科会を通じ、上記内容について検討してきました。

東近江緑の分権改革【情報発信分科会】

今日の打合わせで印象に残った言葉。。。
・大きなことはマス媒体が伝えてくれる。大事なのは“一見小さなこと”。
 実はそういったことがとても大切では?
・外国人の多い東近江では多文化共生の視点に立ち、外国人の方への情報提供も
 もっともっと考えねばならない。
・自分たちが取材する立場に立ってわかることも多い。
 (発信する立場になることによる人の変化)
・市民が市民同士つながれ、課題解決型のまちづくりに繋がるような物になる
 といいな。。。
 
他、一杯ありましたが、
最終的には「伝えるべきこと」「伝えたいこと」をいかにして「伝えるか」が、
実はとっても大事。
関係者、身内にのみ知ってもらう、見てもらうことならば気にしなくていいかも
しれませんが、広く伝えようとするならば、どんなものを制作するか?も含め、
「伝え方」が大事です。

世には面白い番組やコンテンツがあふれる時代。
見ていただき、ふれていただけるものでないと、伝わるものも伝わりません。。。

パブリックアクセス研究会は今回の第三回で一旦の区切り。

具体的に取り組む対象活動も決まり、実際に取り組んでいく内容もばくっと決定。

今後の東近江での取り組み、楽しみです。


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Posted by マツザキ@湖岸のほとり at 07:08│Comments(0)滋賀ネタ

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