2011年08月15日

ほめ達、西村貴好氏「ほめて育てる、人材育成セミナー」

ほめて育てる!人材育成セミナー~お金でない報酬こそ、人は育つ~
ホスピタリティ・デザイン C's 西村貴好氏

行政書士の堀池真也氏主催の4回目のセミナーが13日(土)コラボしが21で行なわれました。

「ほめ達」とは?
目の前の人や物、商品やサービス・起きる出来事などに独自の切り口で価値を見つけ出す価値発見の達人です。

「ほめ達」検定とは?
全ての経営者・リーダー・親たちが「ほめ達」となり、日本の心の内戦を終わらせるプロジェクト。
※「心の内戦」とは、自殺者が(警察発表だけで)3万人(年間)を超えるような異常な状態のこと。

講師の西村貴好さんは、ご自身2人の友人を自殺によりなくされています。
一見笑顔の人の目の前の笑顔にだまされないよう、
心にエアバックを、心にシートベルトをかけられるようにと、
「ほめ達」プロジェクトの本意を語られました。

「ほめる達人」になることにより、
・今まで、見えなかったものが見えるようになります。
・今まで、湧かなかったアイディアが湧くようになります。

といいます。

正しい事は伝わりにくい。
正しい事を楽しく伝える事が「ほめ達」。
それを学びながら自分の物にするために「ほめ達」検定なるものも立ち上げてらっしゃいます。

セミナーの前半、あるテストビデオを見ました。
別の機会にされる方もいらっしゃるといけないので、詳しくは述べませんが、
私、唯一、正解を得ました。
正解したため、「ほめ達」ステッカーをいただきはしましたが、数を数えるのに必死で、視野が狭くなっていることに気づかせていただけました。

ほめ達、西村貴好氏「ほめて育てる、人材育成セミナー」

見えるべき物が見えていたのは、参加者のうち2割の人に過ぎませんでした。

見えるはずの物が見えなっている。

数字を追うのに忙しくて、お客様の感謝の言葉などに
気付かなくなってませんか?
ってことです。大変自分自身にとって、示唆の多い映像でした。

ほめ達、西村貴好氏「ほめて育てる、人材育成セミナー」

以下セミナーの中の気になった言葉たち・・・

・「ほめる」ということは、「人」「物」「起きる出来事」の価値を発見して伝える事。どれほど価値があっても伝わらなければ「ない」のと同じ。

・成長し続ける人の共通点は?
「知っているか、知らないかではなく・・・」
今、自分ができているかどうか?
「自分に直接関係するか、どうかではなく・・・」
自分に置き換えて考えてみる・・・
直接関係ないようなことだから、チャンス!
思ってもみなかった!「コロ玉」(コロンブスの玉子)がみつかる!
「3Dを言わない」
「でも」・「だって」・「どうせ・・・」
まずは、実践!!この講演中から
「勇気を持って」青虫の成長

※青虫の成長・・・
1cmが2cmは「太った」「大きくなった」だけ。
成長とは、青虫(葉っぱの上からの景色)→さなぎ(木の枝からの景色)→蝶(空の上からの景色)見える景色が全く別のものになること、それこそが本当の成長。

・脳の活性化、3つのコツ
(1)全力で拍手する(指が折れるほど)
手のひらには無数のツボがある。拍手のより自分の手のツボを刺激してることになる
(2)全力でうなずく
うなずくと免疫力が上がるそう。
(3)笑顔で人の話しを聞く
笑顔により脳が一番いい状態(活性化された)になる。笑顔は自然であれ、自分で意図的にしたときであれ、前頭葉楽観回路を開く効果がある

・より良いコミュニケーションのためのヒント「チャンク」
チャンク(Chunk)とは「塊(かたまり)」のこと。
りんご、いちご、ぶどう・・・くくると「フルーツ」
りんご、いちご、ぶどう、お米・・・くくると「食べ物」
チャンクが上がった(大きくなる)→抽象的になる方向
お米
お米、銘柄(ササニシキ、コシヒカリ・・・)
チャンクが下がった(小さくなる)→具体的になる方向

ある言葉で人の連想することは、絶望するほど「違う」。
相手のチャンクの所に降りていって、コミュニケーションすることがとても大事。

チャンクの大きな言葉はエネルギーは大きいが、具体性に欠ける。
チャンクの小さな言葉は実現性と再現性に富む。
チャンクの大きな言葉と小さな(落とし込んだ)言葉の両方をバランス良く使う、考えることが肝要。

行き詰まる会議・・・そもそも何のためやった(チャンクを上げる)。
で、チャンクの小さな言葉で整えていくと表現しやすくなる。

・アイディアの出し方のヒント
人は自分とは絶望的なほど違う。その違いを活用することでアイディアも出せる。
ある事柄に対する自分が出せるアイディアはたかがしれている。知らぬ間に人は、
「これはこれ」という“ラベリング”をして世の中のあらゆることを見ている。
アイディアを集める時は、他人の頭も借りると良い。
集まったアイディアを参考に、最終的には自分の経験や今までの学びなどからどれを選ぶかは自分で決めばよい。

・「自分が言われて嬉しいほめ言葉」・・・仕事や人生に生かすために。
これを、お客様に言われて嬉しい言葉として考える。
会社でみんなで出し合う。半年、一年かけて「それ」を言われるために取り組んでみる。
始めたことに対して、変化は急には来ない。が、少しづつ現れる変化。その変化を社員にいかに伝えるか?が大切。

・ほめ達3S+1 魔法の言葉
3S「すごい」「さすが」「素晴らしい」
+1「そうくるか」・・褒めるのもちょっと違うが、相手も言われて何となく嬉しくなるような言葉
+1α「おしい」「おしいなぁ」

・「ほめ達」になり「ほめ能」になると・・・
心の視野が広がります。
すると、
「ピンチ!」にしか見えなかった状況の中で
「チャンス!」機会やヒントを見つけることができる
欠点しか見えなかった人の中に、「活かせる能力」が見つかります!

・あなたのまわりには、「ダイヤの原石」がいっぱい!
そして、その輝きに中に照り返しで最も輝く、「あなた」がいます。

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京都の広告代理店勤務時代、上司に「べんちゃら松崎」と言われていました。
自分では「べんちゃら」言ってるつもりなど、毛頭ないのですが・・・^^;

「人」って「一人一人違うから面白いし、素敵なんだ」と思います。
それって、とても大事な視点であることを、何度も、何度も西村さんの話しの中にも出てきました。

弊社の経営理念は
「世の中の素敵をつなぎます」です。

素敵をつなごうと思ったら、素敵を見いだす力が必要です。
その人、その会社にある「素敵」に気づく必要があります。

その力をさらに高めるためにも、「ほめ達」の考え方、大変参考になりましたし、
自分自身「ほめ達」になりたいと思いました。

というわけで、近く、大阪で「ほめ達検定」があるとのこと。
まずは3級です(笑)!受験することにしました。
詳しくはこちら http://www.cs-hospita.jp/index.html




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Posted by マツザキ@湖岸のほとり at 05:19│Comments(0)学び・自己啓発

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