城とコンテクスト・ツーリズム

マツザキ@湖岸のほとり

2011年02月10日 07:39

2/25の滋賀咲くブログ春のスペシャル企画。。。

今更ですが、実に陳腐なイベントタイトルですなぁ〜。って今から遅いか^^;
イベントの詳細はこちら・・・http://staff.shiga-saku.net/e564842.html

基調講演を引き受けていただいたマーケティングプランナーの河野さんがプロデューサーをつとめる、
攻城団のご紹介。

スライドに踊る二つの言葉が印象的です。
「城から始まる、日本の再発見プロジェクト。」
「城は日本最強の観光資源」

攻城団のご紹介
View more presentations from Takeshi KOUNO.


お江さんで盛り上がる滋賀湖北地域ですが、
滋賀は何より「城」の宝庫。
この資料には滋賀をモデルにした企画案も登場します。

すでに「江・浅井三姉妹博覧会」も開催され、県やビジターズビューローなど関連各機関が
「お江」さんにあやかり、様々なプランや企画を打ち立てています。

単発、その年だけの観光客増にならぬためにも、我が滋賀県が誇る歴史的資産を
どう永続的な観光客増につなげるのか?

ネットの活用もきわめて重要なテーマです。

・旧豊郷小学校がケイオンの聖地としてたくさんのファンが訪れる。
そのようなツーリズム現象をコンテンツ・ツーリズムと呼ぶそうです。
(参考:http://dic.yahoo.co.jp/newword?ref=1&index=2010002080 )

コンテンツ・ツーリズムは当たれば大きく、大勢の観光客が訪れますが、
コンテンツに依る所大きく、そのブームが去れば比例し観光客の減少するという懸念があります。

そこで、旅行にコンテクストを持ち込む。コンテクスト・ツーリズムが大事と河野氏は言います。

コンテクストとは。。。
コンテクスト(Context)あるいはコンテキストとは、文脈や背景となる分野によってさまざまな用例がある言葉であるが、一般的に「文脈」と訳されることが多い。状況により「状況」、「前後関係」、「背景」などとも訳される。
Wikipedia コンテクスト


その代表例が「城」。。。

ぼくは観光産業のテコ入れには「観光客を増やす」ことよりも「もう一泊」してもらうことが簡単だと思ってます。もちろん中長期的には観光客を増やす ことがキーになるし、そこをほったらかしにしちゃいけないんだけど、どっちから手をつけるかといえば「日帰りを1泊2日」に「1泊2日を2泊3日」にする ほうが簡単だし、効果も出やすい。
そしてそれを実現するには旅行にコンテクストを持ち込むことが大事だと思っていて、つまりコンテンツ・ツーリズムというよりはコンテクスト・ツーリズムだと思うのです。
その観点で城にはもともとストーリーがあるわけだから、これをうまく活かせるんじゃないかと。同時にこれはどこかの地方自治体が一箇所でやるのは限界があるので、周辺がうまく連携すればいい。城を点じゃなく線で繋いで面にしていく感じ。
観光地をスポットじゃなく、エリアとして見ていけば、まだまだやれることがあるんじゃないかと。(河野武氏ブログより引用 http://smashmedia.jp/blog/2010/12/003574.html )



「城」は滋賀にはめちゃたくさんあるし、戦国時代のストーリーも豊富。

「城」「琵琶湖」「日本の原風景」・・・
あたり、滋賀の観光のポイントだと思う、今日この頃。。。

今日の京都新聞には「仏像」のネタも載ってましたね。
「仏女ブロガー」ってネーミングどうよ?と思わなくもないですが^^;








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