アーク・エンジェルズ騒動に思う。

マツザキ@湖岸のほとり

2007年10月08日 22:45

高島市が大変な事になっている。

動物愛護団体アーク・エンジェルズ(ark-angels)が、高島市に犬の保護施設を
作り搬入しようとしている問題。
多くのテレビや新聞で報道されているのでご存知の方も多いと思います。

滋賀咲くトピックスでも取り上げたが、海東市長は自らのブログで首長としては
異例とも言える「郷土を守る市長宣言」と題した記事を書きました。
http://kaitohi.exblog.jp/6286776/
10月8日22時現在コメントは293件にものぼる。

僕自身、事の成り行きに明るくないため、ark-angelsのHP、上記海東市長のブログ、
ark-angelsに関するサイト、そして、ここ数日のテレビでの報道等出来る限り情報を
見てみました。

◆ark-angels
公式HP
http://www.ark-angels.jp/
代表のブログ
http://angels1947.blog104.fc2.com/

◆その他参考にしたサイト
広島で新しい家族を待ってます
http://atarasiikazoku.blog85.fc2.com/
わんころりん☆にゃんころりん
http://plaza.rakuten.co.jp/dongaragattyan/diary/
獣医師広報版
http://www.vets.ne.jp/info/no-aa.html
すぐわかるひろしまドッグぱーくトラブルQ&A
http://arkangers.web.fc2.com/faq.html

◆最近の朝日放送ムーブの報道
(10月5日)
その1 http://jp.youtube.com/watch?v=a50Wjfpm_7I
その2 http://jp.youtube.com/watch?v=fc_9M9J2HEA
(9月21日)
その1 http://jp.youtube.com/watch?v=aEhjxHb4i5o
その2 http://jp.youtube.com/watch?v=ePYg_7vvIJY
その3 http://jp.youtube.com/watch?v=9p4gvvE0_V4
(9月24日)
その1 http://jp.youtube.com/watch?v=v9rxNJjUQME
その2 http://jp.youtube.com/watch?v=_IiivM4XXg0


ark-angelsのHPの冒頭の言葉・・・
「殺処分ゼロをめざして」から始まる団体のミッションは大変に立派なものである。
活動主旨「小さな命を救う」にもそれなりの美しい言葉が並ぶ。

一部マスコミ報道だけを参考にしてこの問題を論ずる事は出来ませんが、
同団体の活動には不透明な部分も多く、各所とのトラブルが絶えないようです。

「ひろしまドックパーク問題」に始まり、「大阪ブルセラ犬問題」など・・・
認証されていないにも関わらず「大阪市認証団体 第1号」と名乗り、大阪市と
もめている件など・・・。
様々な情報に接すれば接するほど、ark-angelsが“動物愛護”の旗印のもと
違う目的のため活動しているとしか僕には思えません。

「地域住民とark-angelsの話し合いがそもそも、話し合いになっていない。」
10月5日の朝日放送ムーブの中で作家の若一光司氏も言っているが、私も
同じ感想を持ちました。

病気でかわいそうな事になってしまっている犬達を、本当にいい環境で過ご
させたいのであれば、住民に理解が得られるよう努力するのが人間として
あたりまえだと思います。
ark-angels代表林氏の住民からの様々な問いへの返答を見る限り、疑問を
持たざるを得ません。
地元の方々とまともに話し合いも信頼関係を築く事も出来ないこの人達が
「動物愛護」?どうにもしっくりきません。

地元の方の一番の不安は、
犬が来る事に反対しているのではなく、
犬の管理が出来ない人間が来る事に反対しています。
病気の犬が来る事に反対しているのではなく、
病気の犬を管理できない施設なので反対しています。
(引用)http://atarasiikazoku.blog85.fc2.com/blog-entry-49.html


という事なんだと思います。

私が滋賀に住むようになって15年。高島市にも何度かうかがいました。
酒波地区ではないですが、近くの新旭には有名な“かばた”もあります。

この地域では
「川を汚さないことは地域の人にとって当たり前のルール」であり、
上流の人たちは下流の人たちを思いやり、下流の人は上流を信頼する。
そうして集落の暮らしと美しい自然を守ってきたのです。

高島地区に残る美しい自然は水とともに生きて来た人々の暮らし、努力が
綿々と人から人へ引き継がれて来た結果なのだと思います。

川縁の草を刈り、そのまま川に流すなんて事はあり得ないのです。

ark-angels代表の林氏はカイセン症にかかった犬は既に完治していると
いうが、専門家に言わせると、「完治している」といいきるのは、大変難しい
ようです。全身を掻き取り調べないとわからないらしい。しかも、人間にも
感染する感染病です。

そういう状態の犬を多頭飼育し、犬や糞尿を消毒した処理液は地下浸透
で処理すると言う。
この言葉には、住民からも驚きの声が一斉に「ええっ〜??」とあがりました。
僕も耳を疑いました。
たぶん。。。。。林代表は・・・
「ええっ?何、このリアクション!あかんの?
地下に染み込ませたらどっかいきよるんちゃうの?」
てな事を心のなかで思っていたのかもしれません。
(テレビ映像を見ていると、そんな風に感じました。)
その程度の認識、この地の事を理解しようという努力もないまま、単なる
「シェルター」を建設するためだけの土地としてしか酒波地区を見ていない
としか思えません。
おそらく今森光彦さんの写真集も見た事ないでしょうね。

高島の人は自分だけではなく地域や琵琶湖や、それが使われる京都や
大阪の人の事さえ考えている人達なのです。
(という思いを僕は現地に行った時に感じました。)
そして、多くの高島市の家庭で、今も地下水が生活に使われているのです。

林代表は10月5日の住民との話し合いの中で「日本国憲法第22条を
行使します」とまで言った。
理解しあう気持ちのないまま、林代表の頭にあるのは「自身の都合」のみ
ではと思いました。
この発言に関しては、この方のブログのコメント、適切だと思いました。
http://plaza.rakuten.co.jp/dongaragattyan/diary/200710060001/

今日もテレビ(朝日放送ムーブ)で報道がありましたが、動物の愛護団体
があの狭い車の中に病気の犬を40頭も押し込め深夜に夜討ちを駆ける
が如く遠距離移動するというのもいかがなものか?
犬の負担を考えたら、とてもあんな時間に移動を決行できないでしょう。
彼らの行動や言動を見ていると、“動物愛護”という言葉との違和感を
感じられずにおれません。

高島市の当事者だけの問題ではなく、これは滋賀県全体の問題ではないでしょうか?

私、個人として、
アーク・エンジェルズの酒波地区進出に反対する高島市民、海東市長を応援したいと思います。



(追記リンク)
ひろしまドッグぱーく原告の会(※ひろしまドッグぱーく事件のフローチャート)
http://hdp-gennkoku.sakura.ne.jp/
アークエンジェルズ進出反対期成同盟
http://aahanatai.exblog.jp/
湖西つれづれ
http://blog.kosei-club.com/


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