運命のインド人

マツザキ@湖岸のほとり

2008年01月11日 05:30

年始、大量の外国からのスパムメールに混じって懐かしい友人からのメールが届いた。
あやうくスパムメールとともに削除しそうになりました^^;

Dear Kazuhiro,

Are you alright?

Aziz
Calcutta


謎のインド人ならぬ、運命のインド人Azizからのそっけないメールでありました。

彼との出逢いは22年前、インド〜ネパールを一人で旅した時である。


体重50kg代。お気楽大学生の頃です 笑

インドの郵便局でたまたま前と後ろの関係で並んでいるうちに雑談し仲良くなりました。

カルカッタに数日滞在の後、陸路ネパールに入り、再度カルカッタに戻った時に、
約束通り彼に連絡。
カルカッタからはすぐだと言う彼の言葉を信じ、鈍行すし詰め列車に2時間も揺られ
彼の自宅へ・・・。

カレーは手で食べ、トイレに紙などあろう筈のない、生粋のインド居候生活でありました。

話しているうちに、彼と僕の誕生日が生まれ年も含めまったく一緒である事が判明。

「リアリ〜!ウィ アー ブラザー!!」と喜ぶ彼・・・。

急に謎のインド人に兄弟呼ばわりされ困惑の僕^^;

彼はその後、自身曰く「サイクルフォトジャーナリスト?」なるものになり
世界中を自転車で旅しながら仕事をしていました。
早い話しがフリージャーナリストですね。
今は自転車は乗ってないと思いますが・・・。

その後、日本人女性と結婚し二人の子供をもうけるも離婚。
いまはインド人女性と再婚し、またまた二人の子供に恵まれながら幸せに
やっているようです。

ここ数年、お互い仕事も忙しく連絡も取れずにいましたが、久しぶりに
メールがきました。

外国人とのコミュニケーションも、今ではメールでできます。
昔は辞書片手に手紙を書いてましたが、便利になったもんです。
しかも、ネット上では翻訳も簡単。

しかし、彼は言います。

「翻訳サイトを使ったメッセージはいやだ。君の言葉でメッセージをおくれ。」
・・・・・と。

英語苦手なんっすけど^^;

こちらからすると、日本人女性との結婚生活経験もあるのだから、
「君が日本語でメッセージを送れ!」てな事も思ったりするのだが、
世界標準“英語圏”の人間には通じないだろう。

ということで、英語によるメール文通が再開した訳です。
彼にはバレないように翻訳サイトも駆使しつつ・・・笑

これからの時代、英語はできるにこした事ないですね。。

ネットで簡単に世界と繋がれる時代だからこそ、ビジネスの広がりも
英語がバリバリだと違うかもしれない。。

しかしながら、何度もチャレンジし今だ成就せず。。。

やはり落語が必要か!? 笑


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